ショッピングだけじゃない!福岡のさまざまな観光スポット

福岡県は九州の北部に位置して、本州との境になります。九州の政治・経済の中心地です。昔から韓国や中国と近いことから、その窓口としての役割を担ってきました。

現在もプサンとの間で定期便の船が行き来しています。そして生鮮食品がどてもおいしいところです。福岡には日本各地だけでなく海外からのお客様も数多く訪れています。

福岡の世界遺産や国立・国定公園

福岡には世界記憶遺産があります。世界記憶遺産にはアンネの日記、ベートーベンの第9番交響曲の草稿などが知られています。それらと並んで山本作兵衛の炭坑の記録画および記録文書が日本で初めて登録されました。

炭坑で働く労働者やその風俗、生活の姿を丹念に描いたものです。日本の発展をささえた石炭にまつわる人々、それから産業としてまとまった形での記録としてただひとつのものとして評価されました。

もうひとつは世界文化遺産の明治日本の産業革命遺産です。山口や岩手など8県から構成されるものです。福岡県については、鉄鋼(官営八幡製鉄所)や三池(三池炭鉱、三池港)、遠賀川水源地ポンプ室などです。いずれも当時の設備が残っています。幕末から明治にかけてのわが国の急速な工業化に関する文化遺産として認められたものです。

また北部の玄海灘は玄海国定公園です。

そこには長い砂浜の続く津屋崎海岸やハマボウの花が咲く糸島海岸があります。また北九州国定公園にはカルスト地形の平尾台、皿倉山(ケーブルカーで登れ夜景が見事)から福知山にかけての豊かな自然の残る山地があります。

また、福岡の南部の山地は耶馬日田英彦山国定公園で大分との境の地域です。北部の国立公園や国定公園がどちらかというと、海を中心にしているのとは少し趣が異なり、この国定公園は、山岳の地域が公園の中心です。英彦山を中心に求菩提山を含む深い山々からなる地域です。修験道などの文化で重要な地域です。しかも自然のブナ林が広がる地域でもあります。

おいしい食材

こういった自然の豊かな福岡には山海の恵みである食材があります。そして果物や野菜などが豊富に採れます。工業や商業のイメージが強い福岡ですが、農業生産も結構行われています。

野菜栽培や園芸作物などの生産が盛んにおこなわれています。イチゴの栽培はとくにさかんで全国有数で、「あまおう」はブランドにもなっています。

ハウス栽培でつくられ、観光で摘み取りすることができるところも多いです。他にもブドウ、なす、菊の栽培なども全国有数です。それから大豆や小麦なども採れるところです。

また南部の八女地方で作られるお茶は八女茶として有名です。北九州の合馬(おうま)たけのこは柔らかでおいしいです。博多蕾菜は柳川市で生産されています。 朝倉では本葛が葛根から作られています。

三潴郡大木町は、九州で1番のキノコの産地です。様々なキノコが採れます。

また牛肉では博多和牛や田川のかながわ牛がおいしい肉です。それから糸島にはあっさりとうまみのある糸島豚、小郡の鴨は網で獲る珍しいものです。

魚介類では、のり(福岡のり)、筑後川のエツ、大川や柳川のうなぎ、豊前海の一粒かきなどです。さらに大島のあじ、朝倉のすいぜんじのりなどがあります。

福岡のほこる産品

福岡で伝統的に作られてきた産品を紹介します。

700年以上の伝統の博多織は頑丈に絹糸を織った織物です。丈夫な織物として重宝されてきました。

博多織工業組合 公式ホームページ|HAKATAORI Official Web Site
http://hakataori.or.jp/

久留米絣は、19世紀初頭に偶然にかすれた糸を手がかりにして、絣の文様の図案を考えた女性によりはじめられました。久留米藩が産業として奨励したことから久留米地方で広まりました。木綿の布地の絣です。

博多人形も古くから作られてきた人形です。黒田長政が筑前を治めるようになって以来、職人が集められて素焼きの人形を作るようになったとされています。表情や布の曲線的な表現を白い素焼きで巧みに表現しています。そこへ色彩を入れて優美な人形として親しまれています。現在も贈答などで使われるなじみの工芸品です。

焼き物では朝倉の小石原焼、田川の上野焼きなどがあります。後者は豊臣秀吉が朝鮮から連れてきた陶工と文化に造詣の深かった細川忠興が、この地に窯を築いてはじめたとされます。独特の気品をもつ焼き物です。

国の伝統的工芸品の指定を受けています。

大川の家具は全国的に有名です。16世紀に船大工の木工の技術を生かして家具が作られはじめたとされています。たんすや食器棚などを中心に様々な家具がつくられています。日本最大の家具製造の地域です。

このように中国や朝鮮への窓口だった福岡は、それらの国々の文化や食べ物などの影響を受けています。そして福岡の人々は好奇心が旺盛です。辛子明太子のようにいいものだったら生活に取り入れるそんな柔軟な気風をもっています。そしてお祭り好きと言われています。確かに県内には県内外から大勢の見物客を集める祭りがいくつもあります。

しかも長い伝統にのっとって連綿とつづいています。歴史と文化が色濃く残る街と言ってもよいでしょう。そして発展を続ける博多。この街は日本のなかでも最も活気のある都市のひとつでしょう。したがってさまざまなイベントが毎日のように繰り広げられています。街はそして日々新しく発展しています。